視覚障害者支援センター熊谷の軒下で暮らし始めた燕一家。

その後の様子ですが、気がつくといつの間にか雛たちが巣のふちに頭をもたげるようになっていました。体力もない、いかにもひ弱な感じなので泣き叫ぶこともなくいたって静か。4羽いることがわかりました。

初鳴きは6月29日(火)のことでした。最寄の森林公園駅で生活している雛たちの聞きなれた逞しい泣き声とはかけ離れた弱弱しいものでした。確かに、孵化して間もなくだから体力もないだろうからこんなものなのかも!と妙に納得しました。

29日(金)に梅雨明けし、夏の日差しと共に暑さが増してきたここ熊谷。狭い巣の中で身を寄せ合っている雛たちが熱中症にならないか心配です。

親鳥は甲斐甲斐しく餌を運んでいますが、よく見ていると何故か親鳥が三羽も!?燕の世界にもまさかの三角関係が...と、ちょっとどきどきしてしまいましたが、よーく見ていると一羽を追い掛け回しているようにも見えるので、縄張り争いなのかと思われます。ツバメたちもなかなか大変です。

DSCN0326「顔はやめて下さい。事務所に確認してから、撮影をお願いします」と、言わんばかりに、皆で顔を背けています。さっきまではしっかりと顔を見せていてくれたのに。

雛の真一文字閉じたくちばしが、ひまわりの種にしか見えないのは僕だけでしょうか?

今年も、ある利用者が種から育てたマリーゴールドが見ごろを迎えました。黄緑に近い黄色をしています。玄関を華やかに彩ってくれています。ありがとうございました。

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