Konan Rehabilitation Center
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秋晴れの空のもと、熊谷スポーツ文化公園にて、高齢者や障害者とのふれあい交流を目的とした福祉まつり「ふれあい広場」が開催されました。
江南施設がふれあい広場に初出店し、携帯ストラップなど作業作品を販売したのは、一昨年のこと。初参加後の反省会では、「値段の設定が高すぎたのではないか?」「食べ物も販売したい」という声があがり、「次回は、もっと盛況させたい!」と、皆さん願っていました。
しかし、昨年は、あの新型インフルエンザの予防対策として、施設としての外出は難しくなり、ふれあい広場への参加も断念することになってしまいました!・・・ということで、初参加後の皆様の熱い思いは、今回の参加へと持ち越されることになりました。
そして、楽しみにしていた今回のふれあい広場。利用者さんと職員との話し合いで、みそおでん、駄菓子の詰め合わせ、作業作品を販売することになりました。値段は、すべて100円!そして、100円という値段でも、満足な商品となるよう、こんにゃくの大きさや、駄菓子の組み合わせなど、何度も試食や話し合いを重ねて、自信をもって当日に望みました。
オープン当初は、なかなかお客さんに来ていただけませんでしたが、正午を過ぎたころから、徐々に売れ行きも好調となってきました。販売員の皆様の呼び込みも、力強くなってきました!
途中、交替で食事をとりながら、皆さん一生懸命楽しんで働きました。隣のお店の施設の方とも仲良くなってお互いに売り合ったりと、ワイワイと過ごしているうちに、ふれあい広場終了の時間となりました。
江南施設のショップの売れ行きは・・・みごと完売!!とても嬉しい、2回目の参加となりました。次回への参加も、楽しみですね!
大宮ソニックシティにて、「糖尿病による視覚障害者への援助セミナー」を開催いたしました。
今回は、江南施設の修了生をお招きして、糖尿病を患ってからの実体験を、施設長岩下との対談形式でお話しいただきました。
発病から現在までの、当事者の立場から語られる言葉には説得力があり、受講された方のアンケートでは「パソコンが大きなツールになっているということがわかった」「受けられるサービスが、決して充分ではないなど、地域に戻っていくためには大きな障害があることがわかった」という感想をいただきました。
お取り寄せグルメにはまっていて、ネットで買っていることなど、笑いもある,
印象深い講演となりました。
講義は、「視覚障害者とは」の視覚障害者の定義・法律・サービスの話から始まり、「視覚障害者の見え方と体験」では、ロービジョンの色々な状態の見え方について、シミュレーションキットを利用して体験していただきました。
「江南施設での日常生活訓練」では、生活訓練施設とはどういう施設なのか、提供している支援ついて、お話させていただきました。
「視覚障害者の誘導法」では、アイマスクをつけた視覚障害者役と誘導をするガイド役とに分かれて、実際に屋内を歩いていただきました。「勉強になった。今後に役立てたい」と、大変好評でした。
「糖尿病視覚障害者の自己管理の実際」では、江南施設の看護師より、血糖の自己測定やインスリンの自己注射、薬の仕分けなどについて、具体的な練習方法などについて、お話させていただきました。受講された方のなかには医療に携わっている方もいらっしゃり、印象に残る講義となったようです。
受講者の皆様、関係者の皆様のご協力により、セミナーも今回で第20回を迎えることができました。深く感謝いたします。
節目ということもあり、江南施設も体制を整えようということで、20回をもちまして「糖尿病による視覚障害者への援助セミナー」は、休講とさせていただくことになりました。
またいつか、セミナーを再開いたしました際には、多くの方々のご参加をおまちしております。
開会あいさつ | 施設長 | 岩下 宏 |
視覚障害とは | ケースワーカー | 本間 美紀 |
視覚障害者の 見え方と体験 |
指導員 | 関谷 香織 |
江南施設での 日常生活訓練 |
指導員 | 大場 愛子 |
糖尿病と私 ―発病から現在まで、 そして未来へ― |
修了生 | 小山 美喜男 |
視覚障害者の誘導法 | 指導員 | 関口 誠 |
糖尿病患者と感覚障害 | 埼玉県立大学保健医療福祉学部 作業療法学科 教授 |
中田 眞由美 |
糖尿病視覚障害者の 自己管理の実際 |
看護師 | 笠原 澄子 |
質疑応答 | ||
閉会のあいさつ | 施設長 | 岩下 宏 |
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