第八十五号 努力は実る?
今年も3月を迎え、いよいよ球春到来です。もうすぐ春の選抜高校野球が始まります。
そこで、少し早いですが、野球のお話をさせて頂きます。
ある元プロ野球選手は言いました。「努力をしたからと言ってプロ野球選手になれるとは限らない。しかし、プロの一流と言われる選手は、誰もがたゆまぬ努力をしてきたし、またプロになっても、努力をし続けている」と…
また、ある本には、『最後まで夢は叶うと信じ切れないと、努力をし続けることはできない。最後まで信じ続けることが大切である』と書いてありました。皆さんは、何を信じ、どんな努力をし、なにが実りましたか?あるいは何を実らせたいですか?
始めの詩は、私の好きな言葉「行雲流水」に、ちなんだ詩です。
他人にどう思われるか、他人から何を言われるか、他人の目にはどう映るのかなどは関係なく、自らの節を曲げずに、生きて行く自分を目指そうと静かな決意を込めて書きあげてみました。どうぞ読んでください。

〈柳に風〉

見上げれば
燦燦として光る
青い空
橋の下を
覗いてみれば
瀬音は高く
流れる清流
目を転ずれば
泰然として
風になびくは
柳の枝々
たとえ陰口が
聞こえてきても
どんなに流言飛語が
飛び交おうとも
噂が誤解を
招いても
柳に風と
知らんぷりを決め込んで
悠然と構える
我でありたい

※ 柳に風(やなぎにかぜ):柳が風になびくように、逆らわずに穏やかにあしらうこと。

▽ この世の中は、なにをしても、なにを言っても反対意見や、批判は付き物ですね。
批判を受ければ受ける程、気持ちは萎えてしまいます。
しかし、賛成してくれる人たちも、応援してくれる人たちもいることを忘れずに、胸を張りたいものです。
次の詩は、意に沿わないことがあったときに、自分自身に言い聞かせていることを詩にしたものです。
賛否両論おありのことと思いますが、読んでみてください。

〈まいっか!〉

私の座右の銘は
「まいっか」
私は物事にこだわる
習性があるようだ
あまりこだわると疲れてしまう
そこで自分の仕事や
人生にとって
それほど重要でないこと
どうでもよいことは
どんなに気になっても
胸の内に
引っかからないように
心の中でうっちゃることにして
「まいっか」と
小声で言って
知らん顔を
決め込むことにしている
・・・・
私の座右の銘は
「まいっか」
自分の正義感が
許せないと言い張っても
あくまでそれは
相対的な正義であると
心に言い聞かせ
許せないまでも
「まいっか」と
知らん顔をする
そんな自己防衛線を引いている
それで余分な力を使わずにすむ
どうしても腹立たしいこと
許せそうもないことは
口に出して「まいっか」とつぶやき
大声で怒鳴りだす前に
精いっぱいの笑顔を作ってみる

▽ 「まいっか」という言葉は、投げやりのような響きを感じますが、使い方によっては、自らの精神安定剤になるような気がします。
今回も、最後まで辛抱してお付き合いくださり、ありがとうございました。
石田眞人でした