12月22日(水) 買い物や朗読、施設行事で日頃よりお世話になっているボランティアを招いて、この一年の感謝の気持ちを形にしました。

当時参加してくださった9名のボランティアさんの紹介に始まり、オープニングでは利用者・職員混合のミニコンサートで感謝の意を伝えました。

エレクトーンを演奏してくれた利用者は、吹奏楽の経験者。楽器演奏の経験は豊富で、だからこそ、「見えなくなったからできない」と、強く思っていました。

それでも、運動やコーヒーの時間に流れているBigbandやJazzを耳にするたびに、「見えていればなぁ…」と、演奏したいような、したくないような思いにゆれていました。

とりあえず弾いてみよう!と、重い腰を上げたのは、夏の頃。少しずつ演奏が楽しくなってきたのか、冬が近づくにつれて間社会で演奏することが目標となりました。それ以降、冬らしい曲は何なのか、みんなが知っている冬の曲は?と、思いをめぐらし、インターネット検索を駆使して、リサーチを掛けました。

演奏した曲目は、職員とともに「遠くへ行きたい」、「上を向いて歩こう」、「大きな古時計」。一人で「サンタが町にやってくる」、「ジングルベル」、「アメージンググレイス」、そして「ふるさと」。自然と海上から歌声が聞こえてきましたが、「ふるさと」は全員で歌いたいと、歌詞を配布して、みなで歌いました。

こんなにもたくさん演奏してくれたこと。そして演奏のうまさに、職員一同驚きました。遠慮せずに、これからもたくさん演奏して欲しいものです。

写真は、本人顔出しNGだったので、こちらもボランティアで参加してくれた「大利根名月座」のお二人です。

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